たっくまんです。
私たち教員にとって「伝える」ってとっても大切なスキルです。
これからの時代、情報を生徒にどう伝えるかが大事だと思います。
「情報は正確でなければならない」
それは基本。
では、どうすれば?
どう伝えるか
教員という仕事は、伝えるエキスパートを目指すべきですよね。でも、人間の情報処理能力には限界があります。どうしても、受け取り側(生徒、保護者)の経験や価値観に左右されます。
人は自分の好きな人やなんとなく信用できそうな人の話しか聞かないです。
では、どうすればいいか…
信用される人間になることです。
当たり前のことですが、これが一番難しいです(笑)
僕も、いまだに努力中。
どうやって伝えるか
受け取り側の人は、伝えたい内容より
伝える人に興味がある
ということを知ることです。受け取り側には色々な人がいるのだから、伝えるスキルも磨かなければなりませんが伝える側の「人柄」・「魅力」が大事ということです。
つまり、
誰が伝えるか?ってことです。
部活動でも同じことを教えているのに、オリンピック選手が言うのと僕みたいなただの教師が言うのと生徒の反応はちがいますよね(笑)歯痒いですけど。
アナウンサーは、「ニュースを読む」と言います。正確にどう伝えるかが大事になりますがベテランキャスターになると伝えたいことの中から「何を伝えるか」という選択能力が求められます。
求められる考え方
- 上司が何を考えているか敏感なセンスで受け止める
- 次にどうすればいいかを自らの考えで、決断・実行できること
- 己が預かっている組織に仕掛け、組織を活性化させ良い成果を生み出す
- 上からの指示をそのまま下す人には大事な組織は任されない
- 自分勝手な判断しかできな人にも任されない
- いざという時逃げる人にも任されない
上司と組織の「意」と「情」をどれだけ理解して下のものに伝えるか?組織を活性化し結果に結びつけられるか?
が大切だと、自然体バレー塾の草野健次先生にご指導いただいたことがあります。
伝え方が9割
以下引用***
この時代に生きる 私たちの矛盾
ビルは高くなったが 人の気は短くなり
高速道路は広くなったが 視野は狭くなり
お金を使ってはいるが 得るモノは少なく
たくさんモノは買っているが 楽しみは少なくなっている
家は大きくなったが 家庭は小さくなり
より便利になったが 時間は前よりも少ない
たくさんの学位を持っても センスはなく
知識は増えたが 決断することは少ない
専門家は大勢いるが 問題は増えている
薬も増えたが 健康状態は悪くなっている
飲み過ぎ吸いすぎ浪費し 笑うことは少なく
猛スピードで運転し すぐ怒り 夜更かしをしすぎて 起きた時は疲れている
読むことは稀で テレビは長く見るが 祈ることは稀である
持ち物は増えているが 自分の価値は下がっている
喋りすぎるが 愛することは稀であるどころか憎むことが多すぎる
生計の立て方は学んだが 人生を学んではいない
長生きするようになったが 長らく今を生きていない
月まで行き来できるのに 近所同士の争いは絶えない
世界は支配したが 内世界はどうなのか
前より大きい規模のことはなしえたが より良いことはなしえていない
空気を浄化し 魂を汚し
原子核を分裂させられるが 偏見は取り去ることができない
急ぐことは学んだが 待つことは覚えず
計画は増えたが 成し遂げられていない
たくさん書いているが 学びはせず
情報を手に入れ 多くのコンピューターを用意しているのに
コミュニケーションはどんどん減っている
ファースト・フードで消化は遅く
体は大きいが 人格は小さく
利益に没頭し 人眼関係は軽薄になっている
世界平和の時代と言われるのに 家族の争いは絶えず
レジャーは増えても 楽しみは少なく
たくさんの食べ物に恵まれても 栄養は少ない
夫婦で稼いでも 離婚も増え
家は良くなったが 家庭は壊れている
忘れないでほしい 愛するものと過ごす時間を
それは永遠には続かないのだ
忘れないで欲しい すぐそばにいる人を抱きしめることを
あなたが与えることができるこの唯一の宝物には 一円もかからない
忘れないでほしい あなたのパートナーや愛するものに「愛している」
ということを 心を込めて
あなたの心からのキスと抱擁は傷を癒してくれるだろう
忘れないで欲しい もう逢えないかもしれない人の手を握り
その時間を慈しむことを
愛し 話し あなたの心の中にあるかけがえのない想いを分かち合おう
人生はどれだけ呼吸をし続けるかで決まるのではない
どれだけ心の震える瞬間があるかだ
「伝え方が9割」:ダイアモンド社
ボブ・ムーアヘッド 原作
佐々木圭一著
佐々木圭一 訳
引用終わり
まとめ
なんだかんだ言っても、人を動かすには「感動」など情です。
どれだけ人を感動させられるか?
私もまだまだ人間性もスキルも足りていません。これから、一緒にがんばりましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。